男性の育児休業者第1号がでました!
令和3年5月、男性スタッフが初めて育児休業しました。
なかなか女性のように長期間とはいきませんでしたが、まわりのスタッフの協力を得て、日程を調整し、15日間休業しました。
以下、感想をよせてもらいました。
育児休業の感想
第一子の誕生にて育児休業させて頂きました。長期の休暇は職場の人達の負担になるので取りづらいだろうと思っていましたが、快く承諾してもらえたので、自分としても気持ちよく休暇を過ごせました。
第一子ということで、必要な物品や育児方法等を両親や職場の方等に聞きながら手探りの状態で子育てが始まりました。
休暇を頂いたことで自分も育児に積極的に取り組むことができたので、ミルクの飲ませ方やオムツ交換、入浴方法を一から勉強できました。
子育て生活が始まってからも必要なものがたくさんありましたが、休暇中だったのですぐに揃えることができて助かりました。
医療法人 悌仁会
つちだ内科・泌尿器科クリニック
行動計画
スタッフがその能力を発揮し、仕事と生活の調和を図り働きやすい雇用環境の整備を行うため、次のように行動計画を策定する。
1. 計画期間
2021年4月1日 ~ 2023年3月31日までの 2年間
2. 内容
目標1
女性スタッフだけでなく男性スタッフも育児休業することができることについて資料を作成し男性スタッフ、管理職に配布し、制度の周知を図る。
<対策>
● 2021年4月~ | 検討開始 |
● 2021年5月~ | 制度に関する資料の作成、配布、スタッフへの周知。該当者への説明 |
目標2
2021年6月までに、小学校就学前の子を持つ社員が、希望する場合に利用できる短時間勤務制度を具体的に検討、給料計算方法も決定する。
<対策>
● 2021年5月~ | 該当スタッフへの聞き取り、検討開始 |
● 2021年6月~ | 制度の導入、スタッフへの周知 |
目標3
2021年9月までに、ホームページで上記2目標の対策、結果について掲載する。
<対策>
● 2021年8月~ | 掲載内容をまとめ、ホームページへアップ |
有給休暇、代休(透析室のみ)の取得状況について
有給休暇は取りやすい方だと思う(事務スタッフ)
有休の完全消化も可能なことが、ありがたい(透析室スタッフ)
特に小さい子供がいる人は、子供の病気の時も急に代休、有休が取れるのでとても助かっている。皆、お互い様の気持ちがあるので気兼ねなく休めている(透析室スタッフ)
医療法人 悌仁会 近年の有給休暇取得状況(2019年7月現在)
期間(1年間) | 人数 | 有休取得 日数合計 |
年間平均 有休取得日数 |
有給取得 20日以上 |
有給取得 10日~20日 |
有給取得 10日未満 |
---|---|---|---|---|---|---|
2016年7月1日~2017年6月30日 | 21人 | 246日 | 11.7日 | 5人 | 7人 | 9人 |
2017年7月1日~2018年6月30日 | 24人 | 253日 | 10.5日 | 3人 | 9人 | 12人 |
2018年7月1日~2019年6月30日 | 22人 | 283日 | 12.9日 | 5人 | 7人 | 10人 |
※対象者は正職員のみ。パートタイマーの送迎ドライバーは含めていません。
産休、育児休暇取得状況について
平成16年6月のつちだ内科・泌尿器科開業以来、多くのスタッフが育児休暇を取得、その後復帰して育児、家庭、仕事とのバランスを取りながら働き続けています。
医療法人 悌仁会 産後休暇・育児休業取得状況(2021年7月現在)
取得年 | スタッフ | 産後休暇 育児休業取得 合計期間 |
備考 |
---|---|---|---|
2006年(平成18年) | A | 2006年8月から約5カ月半 | 第2子 |
2008年(平成20年)① | B | 2008年6月から約7カ月 | 第1子 |
2008年(平成20年)② | C | 2008年9月から6カ月超 | 第2子 |
2010年(平成22年) | B | 2010年11月から8カ月 | 第2子 |
2011年(平成23年) | D | 2011年11月から8カ月超 | 第2子 |
2013年(平成25年)① | E | 2013年8月から7カ月超 | 第1子 |
2013年(平成25年)② | F | 2013年12月から5カ月超 | 第1子 |
2015年(平成27年) | E | 2015年9月から約7カ月 | 第2子 |
2017年(平成29年) | G | 2017年3月から1年2カ月弱 | 第1子 |
2021年(令和3年) | H | 2021年2月から4カ月 | 第1子 |
2021年(令和3年) | I(男性) | 2021年5月から15日間 | 第1子 |
有給子ども休暇について
当法人では、平成22年から独自に「有給子ども休暇」導入しています。
勤務年数にかかわらず、高校生以下の子どもを持つ職員が対象で、子供1人につき年間2日、2人以上の場合は4日取得できる有給休暇です。
勤務年数にかかわらず、高校生以下の子どもを持つ職員が対象で、子供1人につき年間2日、2人以上の場合は4日取得できる有給休暇です。
子供が感染症にかかった場合、保育園を1週間休まなければならないので、少しでも有給休暇が増えることは、とてもありがたい(透析スタッフ)
対象となる子どもの年齢 | 満18歳になってから最初の3月を迎えるまで |
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日数 | 子ども1人の場合は1年間につき2日、2人以上の場合は1年間につき4日とする。 |
取得方法 | 年次有給休暇と同様とし、半日単位で取得できる。 |
取得できる時期 | 採用直後から与えるものとする。 |
繰越について | 使用しなかった有給子ども休暇は、年次有給休暇同様、付与日から起算し2年間に限り繰り越すことができる。 |
その他 | 子どもが満18歳になってから最初の3月31日を迎えた後は、その子どもについての子ども休暇は失効するものとする。 |
提出書類 | 有給休暇と同様に、届出書「子ども休暇届け」を事前に提出する。子どもの急病等で、当日やむを得ず子ども休暇をとる場合は、後日届出書を提出する。 |